本当の「好き」に気づいたとき、




「人の恋路は見てて楽しいわー」



静かになった教室で千里が呟く。




「千里は…ないの?」




「んー…今はないかなー…」



「そっか…」



「ま、いいから勉強しちゃおっか」




千里と私は勉強に取り掛かった。














「結構頑張ったーー!!」



1時間半くらいみっちりやった。





「じゃあ、また明日ね楓」



「ばいばーい!」



途中で千里と分かれる。




テストまであと少し…




なんかいつもと違う緊張感があって新鮮…




追試は絶対嫌。クリスマスさえ無いらしい。




それはちょっと勘弁だし。




なにより…………








「楓?」