本当の「好き」に気づいたとき、




「…佐倉…有沢…帰ってなかったのか」




「う、うん」




真田くんの後ろには例の女の子が。




すると




「あっ!文化祭の時はありがとうございました!」




女の子は私を見て笑った。




「あ、はい…」




私はとりあえず返事をする。




「瀬戸。佐倉と知り合い?」




「ふふ、ちょっとねー」




仲良さそうに話す2人。




って…




「この教室使う?」



私は真田くんに聞いた。




「んー…いいよ、隣いくから」





ほら、と真田くんが女の子に促す。





「あ、あの、私瀬戸凛子って言います!

本当に助かりました!」





と、言うとその子は笑顔で真田くんについて行った。





相当、文化祭のアレを感謝されている。