「有沢は…なんか…パワフルだよね…」
佐野くんは無理やり連れ去られる真田くんを見ながら言う。
「本当にね」
私はなんだかクスクスと笑いたくなった。
私は佐野くんと歩き出した。
「なんか今日は暑いね」
私は空を見ながら言った。
「そうだね
佐倉は涼しそうだけど」
ワンピースのことかな?
佐野くんは私を見ていた。
後ろに太陽があって、佐野くんは眩しく見えた。
そういえば今まじまじとみた佐野くんの私服…
新鮮だしかっこよすぎる…!!!!!
私の胸はまた高鳴っていった。
「ワンピースだからね」
私がいうと
「うん、佐倉に似合ってると思う。
俺もそういうの好きだし」
!!!!!!
えっ!!!!
「そ、そうな…んだ…ね」
「うん」
普通にニコニコ笑う佐野くん。
なななんてことをさらっというの!
私は恥ずかしさと嬉しさで赤くなった顔を隠すためにしたを向いた。
佐野くんと私の影が並ぶ。
「佐倉?」
佐野くんが、大丈夫か?と言うように私の顔を覗き込もうとする。
「佐野くんのバカ…」
「え?」


