本当の「好き」に気づいたとき、



楓side



「あと1分くらいだよ!雄大!」




私はかなり興奮していた。



文化祭で花火なんて結構すごくない?


「ああ」


なんだかんだ雄大も楽しみにしてそうだし。



私は雄大と手すりに寄りかかっていた。



しかしーーーー。






「あっれ~?

雄大くんと楓ちゃん!!!!」





…この声は…



まさか…



「…山口…」



雄大が露骨に嫌そうな顔をした。




「私1人なんだよねぇ…

一緒してもいいかな?」




「…は?」


雄大が嫌がってるのがわかる。



でも…



「うん…見よ?」



私は山口さんにそう言った。



「ありがとう楓ちゃん!」


しかも山口さんは雄大の隣へ走った。