本当の「好き」に気づいたとき、




そして着いた所は…




「ここ…は…」





「落ち着かない?」




学校の敷地内にある、秘密の丘だった。




そこには創立記念日かなにかの石碑が建てられていた。




お墓みたいで不気味だ、と、みんなあんまり近寄らない。




しかもグラウンドの奥の隅にあるので近くまで行かないと見えない場所にあった。




私もグラウンドからチラッと見たことがあるだけだった。






そんな所に今、雄大といる。




「何かあったのかなーって思って」





あ、私が泣いてたから?




「ここね、結構落ち着くから。

喜怒哀楽激しいお前に教えてやりたかったんだよ」





雄大が笑う。



「そ、そうなんだ…」




確かに落ち着く。




見渡せば家々や道路が見える。




まあ泣いてたのは雄大のせいでもあるんだけどね!!!





って、責めるのを忘れるほど、今この瞬間が心地よかった。