本当の「好き」に気づいたとき、




「いや…離せって…」



俺の抵抗を無視して山口は続けた。




「何が本気かって?

雄大くんを手に入れたいってこと?

雄大くんを本気で好きってこと?」





そして不気味な笑みで俺を見つめた。




「そんなの…どっちでもいいよ」



その瞬間、山口は一気にネクタイを引っ張り俺に抱きついた。



「はっ…!?」




その力は異常だった。




受付だから目立つ。



通る人みんなに見られる。



いやいやいやいやいや……!!!