本当の「好き」に気づいたとき、




「あー……そうだったかな?」





「うん!」









でも待てよ…




文化祭なんてたかが100円程度…。





クレープと見合ってない…



「ごめん…クレープより全然安い…」





私が申し訳なく言うと





「えっ…そんなの気にしなくていいのに」




と、佐野くんは笑った。






この瞬間だけ、さっきのことを忘れていた。