本当の「好き」に気づいたとき、



「そうなんだ!」




結局、私、千里、佐野くん、真田くんの4人で昼の当番をやることになった。








休み時間ー。




たまたま教室から顔を出したら隣から雄大が出てきた。



「雄大!」



「楓。文化祭、決めた?」



雄大がこっちへ歩いてくる。




「うん!お化け屋敷だよ」





「俺ら迷路」




子供っぽいよな、と、雄大は笑った。




「当番は?いつ?」




雄大が私に聞く。





「昼…だけど」





「昼…。俺も昼なんだ」





「ふーん………」





同じ時間帯の当番ってことは…




一緒にまわれたりする…?





ドキドキと鼓動がうるさくなる。




一緒にまわろ?




言いたいのに、言えない。





そんな沈黙が続いた。