本当の「好き」に気づいたとき、





そして今日も終わりを迎えるころ。




「誕生日おめでとう~!」




誰もいない路地裏で私は雄大に誕生日プレゼントを渡した。




一応買っといた…マフラーだ。




「開けてい?」



「うん」



ガサガサ、と雄大が袋を開けていく。




「…マフラー…」



「そうそう。もう冬にもなるしいいかなー…と」




「…」




ん?




え?



無反応?



嘘気に入らなかったとか?




え?




何も反応しない雄大に戸惑う。



「ちょ…」



私が言いかけたとき、






ギュッ











一瞬思考が停止した。




私は雄大に抱きしめられていたんだから。





「ゆ、雄大…?」



「ありがとう…楓。ありがとう」




???