本当の「好き」に気づいたとき、



ななななにを!?


「そそそんな!大丈夫です!」


思わず敬語になる。

頬が火照る。


佐野くんの突然の言葉に驚きすぎてまともに返事できない。


「いいよ。だって暗いじゃん?」


佐野くんは遠慮しないでと言うように外を見やった。

佐野くんが…家まで!?


それと同時に落ち込む理由もできた。


佐野くんは優しいから目の前にいるのが私じゃなくてもきっと同じこと言うんだろうな…。

誰にでも優しいー…。


そんなの、



なんか嫌。