本当の「好き」に気づいたとき、



次の日


この日から私の計画はスタートした。



「どこに行くか決めたの?

勇者さん」



「うるさい…」



千里にも協力してもらって。



「落ち着いたところがいいかな…」



「静かなとこ?」



教室の隅で話していると…






「二人でどっか行くの?」





「佐野くん…」



佐野くんがいつの間にか来ていた。




「え…いや…」



私は言えずに戸惑っていた。




そして口を開いたのは千里だった。




「坂下くんとよ!」



ねー!、と千里が私に笑う。



佐野くんはすごく驚いた表情をしていた。




そんなに驚くことなの?





「うん…雄大の誕生日にね…」