本当の「好き」に気づいたとき、




「えっ…」



雄大はイタズラに笑った。



「期待してるよ?」




私の頭を撫でると



「じゃ、また明日」



曲がり角を曲がった。



「う、うん…」





…私。




なんであそこで飛び出したんだろう。



山口さんの言葉を遮ってどうして誘ったんだろう。





自分でしたことなのにわからなかった。




でも




今すごく心臓がバクバクしているのは確かだ。




なんのドキドキなんだろう。









その日はなんだか寝付けなかった。



私の頭の中にいるのは…





一体誰?