本当の「好き」に気づいたとき、



「えっと…」



千里はじっと私を見る。



「佐野くん…はかっこいい。相変わらず」




ふーん、と千里の箸がまた動く。



「坂下くんは?」




え?



雄大?




「雄大…は…」




ない?



ありえない?



どうして?



幼馴染み?



ただの?





「最近…昔とは何かが違うことは確か…」




私は最近の雄大を思い出しながら言った。



「…ふーん…」



千里が言う。