本当の「好き」に気づいたとき、



行った先には佐野くんがいた。



「佐野くんお疲れ様ー」



「…うん」





なんかいつもと調子が違う。




「何かあった?」




赤組が準優勝だったのがそんなに嫌だったのかな…




すると


作業をしながら佐野くんが言った。



「佐倉に…かっこ悪いとこ見せちゃったね」




え?




「まさか…雄大に負けるなんてな…」



と、呟いた佐野くん。




「そ、そんなことないよ!」



「…走りには自信あったのになー…」



ははは、と苦笑する佐野くん。




そんなことない。



佐野くんだって…