本当の「好き」に気づいたとき、



龍輝side




スタートとともに、一番速く出たつもりだった。





なのに…






俺の前にいたのは…









雄大……!!









俺は…佐倉に魅せなきゃいけないのに。





コイツ…




速い…!!!




どんなにこの腕をふっても。




どんなに足の回転を速くしようとも。




追いつかない。






そんな…!!!






そしてそのままバトンを2年生に渡した。






俺は







俺は雄大に負けたんだ。