本当の「好き」に気づいたとき、




雄大side



見てろよ…って言っても。




佐野がいる。





俺は勝つべきか。




佐野に譲るべきか。





悩みながら集合場所に向かおうとした



そのとき、







「雄大!」







楓に呼ばれ、振り返る。






楓は満面の笑みでこう言った。






「がんばれ!雄大!」




…………………………。










俺は楓に微笑んでまた歩き出す。





ああ。決まった。








これは負けるわけにはいかないな…。





佐野。