本当の「好き」に気づいたとき、



午後5時半。




「……っと…。

大体流れはこんなんで…

用具係りはこの時大変だから…付け足すか」



「うん…じゃあ、この係から1人もらお」




そうメモして…。



「よし!終わった!

あとは係りを決めるだけだな!」



そう言って佐野くんがペンを置く。



「そうだねー!」



がんばった。私たち。



「じゃあ、もう帰ろうか」



佐野くんが立ち上がる。



私も続いて立ち上がる。




そういえば…



私は教室を出たあと、ついでに隣の雄大の教室を覗いてみた。



どれどれ…





雄大はある女の子と机を向かいにして話していた。



「…あの子は…」





私が凝視していると…