本当の「好き」に気づいたとき、



「雄大!」



雄大が書類を持って立っていた。



「なんで…いるの?」




私は息を切らしながら言う。




「お前こそ…まさか実行委員?」



雄大は驚いている。



「そ…佐野くんに指名されちゃって…」




雄大の顔色が変わったのに私は気づかなかった。



「雄大も…実行委員?」




「…うん…そう…」


雄大は目を細めた。





「じゃ、私…急いでるから…」





私は階段をかけあがって職員室へ走った。