本当の「好き」に気づいたとき、




龍輝side


まさか…雄大だとは。



幼馴染みだからって仲良しすぎなんじゃ?




それに。




佐倉…は浴衣…だし。




佐倉が下から俺の顔をのぞき込む。





ドキっ










あれ?





え?





いやなにいまの…?




そして佐倉はニコッと笑って言った。



「じゃあ、また夏休み明けに!」



行こ、雄大、と雄大の方へ行ってしまう。




それを止めたくなるのは一体なんで?



俺は佐倉のこと恋愛対象として見たことはなかった。



すごく仲のいい友達。




それくらいのはずだった。




雄大が俺を見てニヤッと笑った。




…………?