本当の「好き」に気づいたとき、



ずーっと勉強して午後四時。



「ここらへんでいいな」


やっと終わった。



「よくがんばりました」



雄大が笑う。



それと対照的に私はぐったりしていた。



「つーかーれーたー」



突っ伏す私。





「なあ」



「んー?」



「8月の花火大会、連れてってやる」



???



「え?」



驚いた。



まだ私を励ましてくれるのか。


しかもなんて上から目線。



「本当に?」


ふふ、と私が笑う。



「ん。ご褒美」



「じゃーお願いしまーす」




花火大会は雄大と行くことになった。