side 秋華






新井君と話さなくてもう何日かたった。



過ぎた日にちなんかわからないほど、私はボーッとしてる。



「秋華、大丈夫?」


「…うん」



新井君はあれから…学校に来る日が減った。



きてはきても、教室にいない時が多い。



それ以外はみんな机に顔を伏せて寝ている。



話したい…もっとちゃんと。



謝りたい…あの時のことを。



でも、話しかける勇気がない。