君と私の変な距離(仮)

「榎本!」



振り向くと榎本がいた。



「どうしたの?こんな所で」



ちょっと顔をしかめた。



「いやーあーまーねー」



俺はなに言ってんだ?自分でそう思うぐらい舌が回らなかった。



やべー、絶対変に思われた。



「クスッ…。はは。もう何言ってんの」



笑ってるし…。



「告白、されてたんでしょ?」



―――ギクッ。



少しだけ、榎本の声のトーンが下がったのがわかった。