君と私の変な距離(仮)

「も…う、苦しいよ…ばか」



苦しかったらしくうるうるの目で睨み付けてきた。



わかってねぇな。



んな目付き逆効果だわ。



誘ってるようにしかみえねー。



「んんっ…ちょっ…んぁ…ふあ」



今度は荒々しく唇をふさいだ。



自分でも初めてだこんなに求めたのは。



なんでもそれなりに、手に入ってきたこの世界に。



初めて自分から欲しいと思った。



榎本。