君と私の変な距離(仮)

好きだよ…榎本。



教室でやってる打ち上げにいかず、俺は3階にある空き教室にいた。



ドアをゆっくり開けた俺は…



椅子に座って校庭をボーッと見てる榎本を見た。



夕方になりキレイな夕日のオレンジの光が、この教室に差し込んでいた。



榎本………



「好きだ」



そんな俺の声にゆっくり振り向いた彼女は…



驚いていた。



まぁ、当たり前の反応だよな。