君と私の変な距離(仮)

まぁ、怒られるのはしかたいな。



榎本が怒る姿を想像しながら走ると…



なんでかな…一番だったんだよ。



でも、そうだよな。



優勝しなきゃ、話聞いてもらえなかったかもな。



ホントッ、好きなやつパワーってすげんだな。



お前は俺のエネルギー源なんだよ。



だから…俺だけ見てればいい。




「………好きだ」





――――なぁ、榎本?