は?まさかの泣き落とし?



なんて冗談にも思えないほど必死に必死に泣くのを耐えていた。



なんだよ…いきなり。



「みんな…そう。秋華のこと。秋華のこと何も知らないくせに」



そうぶつぶつ言いながら俺を睨んだ。



「秋華が傷ついてること、知らないでしょ?毎朝如月さんに絡まれて、悪口言われて。傷つかない人がいないと思ってんの?」



なにキレてんだこいつ。



それは元々榎本が無視するからだろ?