side 秋華






「ははっ、渓人お疲れー」


「うるせっ、助けろよ」


「新井君、ごめんね」


「いや、榎本は悪くない」


「そーよ。新井が秋華を助けるのは当たり前なの」


「………ん、なんで?」


「「「……さぁ?」」」



朝、如月さん達に絡まれているのを新井君が助けてくれた。



だけど席についた新井君は疲れはてていて…



申し訳ないことしちゃったかな、と思った。