如月が突然、席替えを提案した。



このくそアマ…ふざけんなよ。



俺はこの一番後ろの窓際の席が好きなんだよ。



席替えなんかしたくねぇんだよ。



ふざけてんじゃねぇぞ?



そう目で訴えかけたが伝わらず、席替えは始まってしまった。



如月真波、お前はとりあえず死ね。



そう思いながらクジをひくと――?



隣の席はなんとあの女、



榎本 秋華。



ついてねぇーな。