君と私の変な距離(仮)

今まで怒られなかったことまで注意されうざりしていた。


自分の今の立場が憎くなった。

すべてが嫌になり、投げ出したくなった。


まだ小学生だった弟がいたんだが、弟が俺に笑いかける無邪気な笑顔を見るのもヤダった。


なんで俺がこんな言われんのにお前はっ…


って汚い感情ばっか出てきた。


家族皆に責められてるようで…怖くなった。


ガキだった俺は…なにも言わず家を飛び出した。