side 渓人






「ねぇ、理解できないのは私だけ?」


「はぁ!?」



屋上で寝てると、扉が開く音がして起きた俺の視界にはいってきたのは、



なぜか怒ってる伊藤だった。



俺に近づいてきたらなんだで、意味わかんねぇ言葉言うし。



なんなんだよ…



「新井って軽い男だったんだ?」



はぁ…?なに言ってんだこいつ。



「何も言い返さないってことはそーゆうこと?」