だから俺と、付き合ってください。




ユカ……!


短い茶色の髪の毛は綺麗なストレート。


目鼻立ちがパッチリとした可愛い女の子。


派手なシュシュで前髪を結んだユカが私と清瀬くんを見て首をかしげた。



「綾乃と太陽って仲良かったっけ?」


「へ!?あ、いや、昨日たまたま……ね?」


「そ、そう!たまたまだよな!?ハハハハハッ」



……あぁ、ダメだ。


二人とも破滅的にウソが下手くそすぎる。


でもユカはそれにまったく気づく様子もなく「へぇー!そうなんだぁ!」ってニコニコしてて、助かった。


清瀬くんのラブレターをたまたま私が拾って恋愛の話をするようになりましたなんて、口が裂けても言えない!


清瀬くんの名誉にかけても。



「でもユカも清瀬くんのこと呼び捨てにして……仲良いの?」


「太陽とは中学の頃から一緒だからねぇー」



ユカの言葉に数回つなずいてみせる。


ほうほう。そうなんだ。


それは初耳だ。