顔がニヤけてしょうがないよ。
先輩のことを想うと、自分が自分じゃないみたいに、感じる。
でも、全然イヤじゃないんだ。
心地よい胸のリズムも。
先輩を想うと制御できない表情も。
修二先輩が好きだという、証だから。
胸いっぱいに広がる、あなたへの、想い。
「ふんふんふ〜♪」
鼻唄なんか、歌っちゃって。
ハッとして周りを見渡して、下を向いて歩く。
はぁ、ちょっと落ち着こう。
「…………」
でも、ダメだ。とてもじゃないけど冷静になんて、なれっこない。
先輩のあの爽やかな笑顔が頭から離れてくれない。
先輩、修二先輩……。
好きです……とても、とても。
大好きです、先輩。
何度も何度も心の中で告白をする。
目の前に先輩を思い浮かべながら。
いろんなシチュエーションで。
学校の校庭とか、誰もいない昇降口とか、教室。



