「しばらくこのまま押さえててね。血が止まったら教室戻りなさい」
「はぁい……」
「私これから用事があって出るけど、もう大丈夫ね?」
コクコクッとうなずいて見せると先生が笑って「じゃあ後は任せたわよ」と清瀬くんの肩を叩いて保健室を出て行った。
シーンとなる保健室。
……こんなときに不謹慎かもしれないけれど、
清瀬くんと二人っきりだなんて。
……って、私はなにを考えてんの!!
こんな時に!!
「藤田……平気?」
「うん。ごめんね、清瀬くん。タオルも汚しちゃって……」
「ううん!それは全然いいんだ!気にすんなっ!」



