しっかりとした腕が私の肩らへんと、膝したにあって、私はただそれに甘えたように支えられている。
ふと清瀬くんの顔を見ると、真剣そのもので。
ドキ!と胸が跳ね上がるのを感じた。
……そんなに必死になって……。
勘違いしそうになるよ……。
ーーガラガラッ!
「せんせぇ!藤田が!!」
「ん?どうしたの、清瀬く……」
「鼻血!大変、先生!マジで!」
お、落ち着いて……!!
そう言いたくなるぐらいの清瀬くんの慌てっぷりに吹き出しそうになった。
ていうか、先生は笑ってるけど。
「あらやだ。ボールが当たったの?」
「はい……」
「先生!藤田大丈夫なんですか!?ねえ!?」
「大丈夫です!あなたちょっと黙ってて!」
先生の言葉に口をつぐんだものの、そわそわしたように私を見ている清瀬くんはやっぱり犬みたい。
もう、心配しすぎだって……。



