昼休み、ひとり教室の隅にいた。

ふと廊下を見ると、洋介の姿が。

「洋介」

あたしは、洋介の元へ走って行った。

「あっ、愛莉・・・。」

ん?

洋介の様子がおかしい・・・。

いつもは、笑顔で「愛莉」って呼んでくれるのに・・・。

「どしたの?洋介・・・。」

あたしが問いかけたその時。

「よ〜すっけ君何やってんのかな?」