見える鏡の前に立つのは熊倉蘭クマモトラン

まぎれもなく私だ。

毎日鏡を見ては

あぁ、もう少し位可愛くなれないかな

なんて悩んでいた。

自慢ではないが元々、母と父はモデル

並みに綺麗な顔とスタイルだった。

なのにどうをこうしたら

私のような人が生まれるのか。

悩みに悩んでいた。←蘭は無自覚です。

それから髪を横にかたよせ

顔を洗いマスカラをつけた目に

ビューラーをあてた。