ブブブブ ブブブブ ビクッ また? けータイを耳に当てると聞こえてきたのは悠希の声。 「いまどこだ?」 「教室」 そう答えながら私は黒板に書いてある席に私は腰をおろした。 「そっちかよ、了解」 「ちょっ…」