「…は?」

私は意味がわからなかった。

話してくれるどころか友達?

ああ、妄想かも知れない。

連休といいいいことが多すぎるんだよな。

夢なら覚めないかな?

そんな風に思いながらも頬を摘まむけど

やっぱり痛くてでも目の前にはまだ

真剣な顔をした野山理恵が右手を出していた。

「私でいいならよろしく」