すると深月の顔はみるみる赤くなっていった。

「反則だ…それ…まじないって…」

とかぶつぶつ言っている。

私はそれを横目に苦笑い。

彼は神様からのプレゼントですか?

神様。

もうひとつお願いがあります。

どうか。

どうか。

深月だけは。

深月だけは私を裏切らないでください。

信じたいんです。

彼を…深月を。