「…ぃぉ…おい…」

うるさいな。

屋上で寝ていた私。

そして上からの“おい”と言う声。

聞き覚えのない声だった。

私はそのままの体勢で上を向き顔を確かめる。

声の主はしっかりと私を見ていた。

始めてみる顔だ。

髪の毛は今の私と同じ金髪を少し遊ばせている。

綺麗な顔。

だれ。