この自殺行為を知った主任はド肝を抜かれたらしい


神秘体験により命は取り留めたとは言え


しっかり結婚と言う形を取りあたしを守ろうとしてくれたのです


でも主任のプロポーズの言葉は笑えた

‥常に笑えるのですが‥


maria、ショック療法で結婚しよう!


‥意味が分かるような分からないような‥(笑)



あたしは二度とお嫁に行けないと思っていたから


凄く嬉しくて幸せでした



主任のご両親にも可愛がられていたし


あたしは主任の家庭環境が理想だった為


本当に本当に嬉しかった


お父様とお母様はとても仲良しだし


家族みんなが仲良しで
なんでも有りで凄くフレンドリーな家庭だった



週末になると毎週食事に連れてってもらった



幸せいっぱいでした



結婚式は地元の花火大会の日に決定していた



あたしは一度目の結婚の時に相手のご両親が反対していた為、式をあげてなかったから



ウエディングドレスが着れる事が何よりも楽しみだった


勿論、友達も喜んでくれた



主任の友達もあたしの友達も、ある意味気合いが入っていたので


余興の打ち合わせで盛り上がってた



‥でも三ヶ月で離婚になってしまい


結局式は挙げれなかった