「コーデリア、今日は寝ろ」 ルイの言葉に頷いて部屋に戻った ベッドの上に綺麗にたたまれたネグリジェに着替え私は眠りに落ちた。 『私の愛しい子。 あなたのまつ毛は、花びらのよう あなたのエメラルドグリーンの瞳は宝石 あなたのくるくるした赤毛は運命の殿方とあなたを結ぶ赤い糸 そして、あなたの唇は悲しみから目覚めるための………』 私は夢を見た。 赤毛の綺麗な人が悲しそうに歌を歌っている夢を……