「もう一度だけきく、お前の名は?」


「コーデリア・アルジオン…よ」


結構な高さの木から、ルイは軽く飛び降り私の目の前に来てルイは言った


「俺の名前は、ルイ・バウスフィールドだ。」


「…バウ…ス……フィー……ルド?」


「俺は、バウスフィールド王国の長男。」


「バーナードさまが長男ではないの?」


「俺は、バウスフィールドの疫病神そう言われた。」


「…どうして?」


「国王陛下の愛人との間に生まれたからだ。」