噂がすっかりまわっていた城内は 『バーナードさまよりも側近の町の青年に気を取られるなんて…』 『バーナードさまがかわいそうだわ』 『コーデリアさまのこと信じてたのに…』 そんな話ばかりだった。 噂を聞きつけた父が国に訪れ、会議が開かれ、二日目というのに離婚が申し出される これ以上は話を聞かれては行けないので…と古い、お屋敷に行った。