悲劇の姫〜海賊になった少女〜


その理由にばあやは部屋から頭を抱えて出ていった


「コーデリア姉様…!」


ドアを荒く開けて入ってきたのは、オーガストで、1年近く会っていないだけあって成長していた


「……久しぶりね」

私が微笑むとオーガストも微笑んだ


「話をしようか」


お父様の声にオーガストは部屋から出ていった