「先輩……中学時代の絵見せてくださいよ。」 私がそう言うと先輩は一瞬顔を歪めたけど、頷いてくれた。 「はい、これ。」 リビングに先輩の絵が並ぶ。 「わぁ……すごいですね…」 それはどれも迫力のある絵ばかりで、どれも黒がベースだった。 今の先輩の絵とはだいぶかけ離れた絵。 いや、今でも黒がベースの絵が多いけど何かが違う。 雰囲気かな? 「これらは…親にかかされてたんだ。」 そういうことを言う先輩。