「えー、やめないよ。」 ニヤニヤしながら男の人は私との距離をつめる。 「ちょっ、やめて…っ。」 キスされそうになり、グッと押し返すけど意味がない。 こういうときは… 男の人の足を思いっきり踏む。 驚いたみたいで一気に距離が遠くなる。 「いってぇ…」 痛かったらしく、睨まれる。 「キスなんて、しないで下さい…っ!」 多分私は今涙目だろう。 足を踏むのだって真美ちゃんに教えてもらわなかったらできなかった。 そしたらそのままキスされてたかも。 そして目の前のこの男の人がとても怖い。