「一馬っ、おまえなぁ…女の子には優しくしろって何度言えばわかるんだよ…」 「いや、でも優しくしておまえみたいになりたくないし……」 悠人は女たらしだ。女子みんなに、可愛いね、とか、今日遊ばない?とか言える奴。 俺とは正反対だな。 「今は俺は関係ねぇだろ。たった1人の女の子を笑顔にできなくてどうすんだよ。」 「うっせーな。俺は笑顔より泣き顔見せてもらったほうがゾクゾクすんの。」 俺がそう言うと悠人はため息をついた。