―日曜日 「ねぇ、シュウ、前に言ってたシュウの部屋の家具買いに行かない?」 「行かない」 「何で?」 「別にいらないから」 私だったら、買って貰えるんならホイホイ着いて行くけどな。 「冬になってもソファーで寝るつもり?」 「うん」 「……。そんな事言って、私のベッドに潜り込むつもりなんでしょ?」 シュウは少し黙って言った。 「それでもいいんじゃない?倫子さん、どうせろくな男としか付き合えないだろうし。俺、何もしない自信あるもん」 「……。いい。私1人で買いに行くから!!」