課長、ちゃんとしてください。

でも、課長の言っていることには、まったく納得がいかなかった。





納得のできないことを鵜呑みにするなんて出来ない質のあたしは、課長に向かってさらに言葉を募った。








「――――だからこそ、です。

今日は顔合わせなんですよね?

だからなおさら、こんな資料を出すわけにはいかないじゃないですか。



第一印象は、本当に肝心です。


五ヶ所もミスのある資料を初対面で出してしまったら、うちの課は仕事に対して雑な部署だ、と思われてしまいかねません」







あたしは課長を説得すべく、言葉を尽くして述べたてた。




それを課長は、へらへらしながら聞いていた。